黒猫の本棚

本と、作品に合うお供たち。

2022-01-01から1年間の記事一覧

すべてがFになる

一度読んだ本はもう読まない派ですか? それともお気に入りの作品は何度も読みますか? 私は後者です。 ふと「久しぶりに読みたいなぁ」と思い手に取りました。 『すべてがFになる』/森博嗣 すべてがFになる (講談社文庫) [ 森 博嗣 ]価格: 869 円楽天で…

動物会議

時々ですが、絵本を読むこともあります。 子供向けと侮ることなかれ。 むしろ子供向けだからこそ、私たち大人に刺さる言葉があったりします。 『動物会議』/エーリヒ・ケストナー どうぶつ会議 (岩波の子どもの本) [ エーリヒ・ケストナー ]価格: 1100 円…

黒いカーニバル

秋から肌寒くなってくる今の季節にぴったりだなと思った作品です。 『黒いカーニバル』/レイ・ブラッドベリ 黒いカーニバル (ハヤカワ文庫SF) 作者:レイ ブラッドベリ 早川書房 Amazon ブラッドベリの作品は今までで『火星年代記』『ハロウィーンがやってき…

秋の牢獄

本日11日7日に読みたい作品。 例えば「秋の夜長にオススメ」とか「夏に読みたい作品」とか・・・季節に絡めたオススメ本というのはあるかと思いますが、日付指定でオススメしたい作品は珍しいのではないでしょうか。 そんなわけで今日読むために図書館から借…

秋季限定栗きんとん事件

『秋季限定栗きんとん事件(上下)』/米澤穂信 秋らしい作品を探していて手に取った1冊。 あらすじ 船戸高校新聞部1年生の瓜野くんは、部で発行している校内新聞で学外の事も取り上げるべきだと主張する。 小さなきっかけでそのチャンスが到来するも、何を…

私の日本ミステリーの原点。

こんにちは黒猫です。 記念すべき第一回は私のミステリーの原点でもある作品のご紹介をしたいと思います。 初めて読んだのだ大学生の頃。帯に惹かれてなんとなく手に取った一冊です。 何度も読んでいて結構ボロボロです。 『十角館の殺人』 著者:綾辻行人 …